浜辺美波が寝ている岸井ゆきのを撮影、映画「やがて海へと届く」本編&メイキング映像など公開

 主演:岸井ゆきの(「愛がなんだ」)×出演:浜辺美波(「映画 賭ケグルイ」)、中川龍太郎監督(「四月の永い夢」「わたしは光をにぎっている」)による最新作「やがて海へと届く」が4/1(金)より全国公開となる。それに先駆け、本編映像やメイキング映像、さらに冒頭2分半のアニメーションパート映像が公開された。

 本編映像は、眠っている真奈(岸井ゆきの)をビデオカメラで撮っているすみれ(浜辺美波)の様子。真奈を見つめ、切ない表情を浮かべている様子も映されている。グリーンが散りばめられた爽やかな真奈の部屋、ベッドの上で熟睡している真奈を「爆睡中~」とビデオカメラで撮影するすみれ。はじめは頬をつついてみたり、手をつかんでみたりとちょっかいを出してみるが全く起きる様子が無い。そんな真奈を撮影しながら、切ない表情で見つめている…。その後、おもむろに真奈の洋服からコーディネートを選び着用し「着たい服がなかったので真奈の服を借りていくね すみれ」と置手紙を残し外出する。すみれは何を想いながら撮影し、真奈を見つめているのか。「私たちには、世界の片面しか見えていないと思うんだよね」というポスターコピーにもあるように、すみれの中にある、真奈からは見えていない片面が気になる映像だ。真奈への暖かい気持ちや深い愛情も垣間見られるシーンとなっている。

 また、もう1つの本編映像は、真奈(岸井ゆきの)とすみれ(浜辺美波)の仲睦まじい二人旅のシーン。好晴に恵まれた旅の途中、広大な海が一望できる丘の上に到着した二人。「私たちには、世界の片面しか見えていないと思うんだよね」とすみれは真奈に告げる。「わたしは何も考えていない」と恥ずかしがる真奈。すみれが残した言葉の真意とは?その後真奈の前から姿を消したすみれの、ミステリアスな一面が垣間見れるシーンとなっている。
 そして、合わせて解禁となったメイキング映像は、同シーンの撮影風景。国際映画祭受賞の経験を持つ中川龍太郎監督から、演技指導を受ける岸井ゆきの、浜辺美波の貴重な撮影風景が納められている。

 冒頭2分半のアニメーションパートでは、浜辺美波演じるすみれの幻想的な世界を、水彩タッチの繊細なアニメーションで表現。原作小説のもつ映像化困難と言われた世界観、人の想いと命の循環が印象的に描かれている。そのアニメーションパートを、『王様ランキング』『バブル』『進撃の巨人(シーズン1〜3)』を手掛けてきたWIT STUDIOが制作し、実写映画でありながらその枠を飛び越えたコラボレーションが実現した。
 アニメーション監督は、国内外の映画祭で評価を得る久保雄太郎(『Kicking Rock』でプチョン国際アニメーション映画祭オンライン部門グランプリ受賞)、米谷聡美(『白いうなばら』でエスピンホ国際アニメーション映画祭Animated Mermaid -PROMOTION AWARD受賞)が担当。WIT STUDIOにて2019年に制作した短編アートアニメーション『とつくにの少女』でも監督を担当。同作は「第53回ワールドフェスト・ヒュストン国際映画祭」で短編アニメーション作品部門プラチナ賞を受賞するなど数多くの映画祭で評価を受け、2021年にはWIT STUDIO初となるクラウドファンディングを実施。国内外から目標額を超える2200万円以上を集め『とつくにの少女』長編アニメーションが制作されている。
 
 
■映画「やがて海へと届く」本編映像


4/1(金)全国公開『やがて海へと届く』より「眠る真奈(岸井ゆきの)を撮影するすみれ(浜辺美波)」本編映像解禁!
 
 
■映画「やがて海へと届く」本編映像+メイキング


4.1(金)公開『やがて海へと届く』”真奈とすみれのふたり旅”本編映像+メイキング解禁!
 
 
■映画「やがて海へと届く」アニメーションパート


4/1(金)公開『やがて海へと届く』冒頭2分半のアニメーションパート映像を初解禁!


 
 
■アニメーションパート公開にあたってのコメント

●岸井ゆきの(湖谷真奈役)
脚本を読んだ時はあまり想像ができていなかったのですが、完成版を観た時に「こんな風に実写とアニメが折り重なっていくんだ」と感動しました。アニメがラストシーンに向かう橋渡しの役割をしていて、実写では伝えられないことをより観客の皆さんの心にダイレクトに届けられていると思います。ぜひ劇場で確認していただきたいです。

●浜辺美波(卯木すみれ役)
一番最初の顔合わせのときにアニメーションの映像を見せていただきました。不思議なのですが、腑に落ちた気持ちにもなり、同時にアニメーションの中の女性の姿に必死に涙を堪えたのを覚えています。私にとってあのアニメーションがあったことは役を考える救いになりました。映画全編を通してみるとまた受け取る感情が変わるのではないかと思っています。この映画を観てくださった皆さまがどんな感想や解釈をお持ちになるのか、とても気になっています。お待ちしております。

●久保雄太郎(アニメーション監督)
アニメーションは、形のないものを象っていく性質をもっています。一つひとつ描いていった輪郭は、彼女、彼らの記憶であり、想いであり、時間であり。大切なものを想い、大切なものに気づかされながら、誰かの代わりに日記を書くように、あるいは記録をするように形を作っていきました。アニメーションによって語られた時間が、言葉にはし難い何かに触れられていればと思います。

●米谷聡美(アニメーション監督)
あったかもしれない未来や、憧れに胸を焦がし、いつのまにか記憶が混濁していく。儚く移ろい続け、とどまることを知らない水面の反射に、真奈とすみれを重ね合わせながら、あらゆるゆらぎに寄り添いたい一心でアニメーションに挑みました。閉じ込められていた時間が、ゆっくりと解けていく様子を、お届けできれば幸いです。

●中川龍太郎(監督)
詩によってしか表現し得ないものがある。そう思い、物語の冒頭と末尾においては、台本の形ではなく、詩を書きました。その詩を久保さんと米谷さんという二人の天才アニメーション作家に表現してもらいました。実写だけでは表現しきれなかった、ひとの痛みや孤独、祈り、希望といった無数の感情を流れるようなイマジネーションの連鎖とともに紡いでもらいました。ぜひ劇場の大きな画面と暗闇の中で体感してもらえましたら幸いです。
 
 
■映画「やがて海へと届く」

親友がいなくなって5年。忘れたくない思い出と、知らなかった彼女の秘密。
親友を探す旅の終わりに待ち受けるものとは…ラスト、切なさに涙溢れる感動作が誕生!

主演を務めるのは、その卓越した演技力の高さで映画・テレビ・舞台と幅広く活躍する岸井ゆきの。親友のすみれを演じるのは、映画のみならずテレビやCMなど引く手数多の浜辺美波。いま最も勢いがある、世代を代表する俳優ふたりの夢の競演が実現した。さらに、いま大ブレイク中の俳優・杉野遥亮をはじめ、中崎敏、鶴田真由、中嶋朋子、新谷ゆづみ、光石研と豪華俳優陣が集結した。
監督は、モスクワ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞、ロシア映画批評家連盟特別表彰をダブル受賞するなど国内外で注目される中川龍太郎。彩瀬まるによる同名小説を、詩人としても活躍する監督の世界観と圧倒的映像美が融合され、全く新しい作品として誕生した。

岸井ゆきの 浜辺美波
杉野遥亮 中崎敏 
鶴田真由 中嶋朋子 新谷ゆづみ / 光石研

監督・脚本:中川龍太郎
原作:彩瀬まる「やがて海へと届く」(講談社文庫)
脚本:梅原英司 音楽:小瀬村晶 アニメーション挿入曲/エンディング曲:加藤久貴
エグゼクティブ・プロデューサー:和田丈嗣 小林智 プロデューサー:小川真司 伊藤整
製作:「やがて海へと届く」製作委員会 製作幹事:ひかりTV WIT STUDIO 制作プロダクション:Tokyo New Cinema
配給:ビターズ・エンド ©2022 映画「やがて海へと届く」製作委員会
2022年/日本/カラー/アメリカンビスタ/DCP/5.1ch/126分
『やがて海へと届く』公式サイト :https://bitters.co.jp/yagate/


【30秒予告】映画『やがて海へと届く』2022年4月1日(金)より、TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー!




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