グラドル自画撮り部とアイドルオタク座談会/週刊金曜日 2014年6/6号

週刊 金曜日 2014年 6/6号 [雑誌]

6月6日(金)発売の雑誌『週刊金曜日 2014年6/6号』のアイドル特集(16P)にて、グラビアアイドルの現状と未来についての記事を執筆し、アイドルオタク座談会に参加しています。

グラドル記事はグラドル自画撮り部の倉持由香さん吉田早希さんへのインタビューを含む、グラドルの今後の可能性について書きました。
アイドルのイメージDVDは2000枚売れればヒットと言われてる状況がここ数年で固まってて、しかもネット通販とイベントでの手売りがほとんどなんだから、もうDVDメーカーや流通を通して売り上げの半分を持って行かれるなんてことしなくていいのでは?、Amazon(ネット通販)とイベントだけで問題ない状況だし。「下積みか、人気タレントか」の二択じゃなくて、その中間の状況で稼げるグラビアアイドルがこれから出てくるべき、みたいな内容です。
あと文字数の関係で削りましたが、歌う「アイドル」が海外進出している今、「アイドルグラビア」も日本独自のカルチャーなので、同時に輸出されてジャンルとして認識されて欲しいと、思っています。

アイドルオタク座談会は岡島の知人を招集。現場ヲタのピストルさん、現場ヲタ&遠征厨のガリバーさん、スクールヲタの石丸さんの4人で、それぞれのアイドルオタクとしてのあり方を話し合っています。

★特集の内容

2014年6月6日 994号 特集記事
■「アイドル」を守れ!
「アイドル」とファンにとって幸福(に見える)時代から一転。先日の握手会での傷害事件がきっかけで、アイドル本人や「オタク」の一部はヒステリックな批判や無理解に晒されている。だが、「アイドル」とは本来、時代の声を吸い上げる「文化」の担い手ではなかったのか?「アイドル」を守れ!――まずはアイドル界の異端児、BiSが体を張ってプロパガンダ!

●アイドル界の過激派集団 BiS インタビュー
◆BiSとは何者なのか?/BiSをめぐる人物相関図

●ネット発 アイドルたちのレジスタンス
もう“中抜き”は許さない!
岡島紳士
グラビアアイドル(グラドル)が、鏡越しの自画撮り画像をアップするツイッターのハッシュタグ「♯グラドル自画撮り部」が話題になっている。出版不況などで活躍の場が狭められたアイドル自身が模索する、新しい試みだ。
◆カメラマンも、被写体も、編集者も、全部アイドル本人がやります!
「#グラドル自画撮り部」倉持由香さん 吉田早希さんに聞く

●「接触」による活況が生み出した
“触れないアイドル”の可能性
さやわか
握手会などで「会って触れられるアイドル」が主流になる一方、むしろそれゆえに、ファンとの接触を重視しないアイドルも脚光を浴びつつある。

●「アイドル共産党宣言」
搾取されないアイドルを自分の手で!
濱野智史
『AKB48白熱論争』や『前田敦子はキリストを超えた』が大きな話題となった批評家が、ついに自らアイドル育成に乗り出した。その意図は――。

●カリスマヲタが語るDDのススメ
持続可能なオタクのために
【男ヲタ】石丸×岡島紳士×ガリバー×ピストル
ひと口に「アイドルオタク」といっても、実際は多種多様な属性がグラデーションを成している。そんな複雑怪奇なアイドル地図の極北をひた走るカリスマヲタ4名が、息切れしないオタ活のススメを存分に語る!

●消費しないしされない関係の結び方
私たちの「推し」は何のため?
【女ヲタ】竹中夏海×日笠麗奈
かたやアイドルオタク兼振付師、かたやアイドルオタク兼モデル。同性として女性アイドルを愛してやまない竹中夏海さんと日笠麗奈さんが解き明かす、異性にはなかなか掴みにくい女ヲタの秘密とは――。

●篠山紀信インタビュー
嘘×嘘が映し出す時代の真実
「アイドル」とは信じること
聞き手・中森明夫
巨匠の名にふさわしいキャリアを持ちながら、今も第一線でアイドルと直接向かい合っている篠山紀信氏。写真と評論、ともにマスメディアの現場でアイドルを創成期から支えてきた二人が語るアイドルの本質とは?
◆この偉大なマエストロの足跡があったからこそ
中森明夫

●アイドルをアイドルたらしめるもの
松井須磨子、宝塚、吉永小百合にAKB48――
栗原裕一郎
宝塚少女歌劇団、浅草オペラから映画、テレビ、ネット、そして現在。各時代において、何が「アイドル性」を規定し、今後はどう変容していくのだろうか。

週刊誌ですが、発売から1週間後以降もタワーレコード新宿店、渋谷店、秋葉原店では購入できるそうです。
上の画像は渋谷店。

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