2018年12月24日、三重県のご当地アイドル・煌めき☆アンフォレントのワンマンライブ「煌めき☆アンフォレント 3rdワンマンライブ -光彩~スターティングオーバー-」がZepp Nagoyaで開催された。
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Zepp Nagoyaは煌めき☆アンフォレントにとって過去最大のキャパシティだったものの、開催前にソールドアウト。会場は約1,200人のファンで埋めつくされた。
オープニングアクトとして、まず妹分グループである綺星★フィオレナードが登場し、フロアをあたためた。
そして、開演前までの煌めき☆アンフォレントのドタバタを描いた映像が流れた後、「=虹色=サンシャイン」でライブはスタートし、「流星☆ロマンティカ」へ。会場ではメンバーカラーの5色のサイリウムが輝いた。
メンバー紹介を挟んで「☆光速艇☆-star ship-」へ。続くメドレー「お願い~太陽~宇宙~瞬間メドレー」では、同じ事務所に所属するまりえ(37)、くにくにが太陽を模した巨大なお面をステージに置きにきて、西ひよりがそれを装着する一幕もあった。「儚恋(さよなら)||セパレート」では、切ないメロディーを激しいビートに乗せて歌い上げた。
一旦メンバーがステージから去ると、煌めき☆アンフォレント関連のCM映像に続いて、軟式globeの三代目パークマンサーからのメッセージ映像が。彼は「幻影★ギャラクティカ」のMVにも登場していた。
そして次のソロコーナーでは、谷麻由里、双葉凛乃、二條満月、茉井良菜、西ひよりの順にソロ曲を歌い上げた。茉井良菜と西ひよりは、ステージの両脇から延びた花道を歩いてファンを盛り上げた。
続いてゲストの天晴れ!原宿も登場、「パレリラパレリラ」「キミだけのワンダーランド」「原宿サニーデイ」を披露し、名古屋を原宿に変えた。
まりえ(37)は、煌めき☆アンフォレント、綺星★フィオレナード、くにくにを従えて登場し、「MOROBITOKOZORITE」を披露。全員サンタコスプレによるステージを展開した。
煌めき☆アンフォレントだけがステージに残ると「ときめきアムール」を歌い、続く「雪のカケラ*」ではZepp Nagoyaに雪が降る演出も。クリスマスイブにふさわしいステージとなった。さらに「YOZORA~IDOL」へ。それぞれアイドルカレッジ、でんぱ組.incのカバーだ。「IDOL」では巨大なバルーンとビニールボードがフロアに投げ込まれ、プロデューサーであるへなぎが、全身にオレンジのサイリウムを付けてビニールボートに飛び乗る一幕もあった。
三重テレビ放送のレギュラー番組「三重レ!キラフォレ」の映像が流れた後、「運命√ビッグバン」へ。「永遠△グラヴィティ」では、フォーメーションを組んだだけでファンから歓声が上がった。
音響トラブルをとっさのMCで乗り越えて「煌々◇ナミダ」へ。西ひよりが「念願のZepp Nagoya、まだまだ足りないんじゃないですか!?」と煽って「幻影★ギャラクティカ」が始まると、三代目パークマンサーが登場。煌めき☆アンフォレントと一緒に踊り、コラボレーションを展開した。「奇跡≒スターチューン」では、西ひよりが「おつのき」と書かれた看板を掲げたり、フライパンを持って料理するジェスチャーをしたり、フラミンゴのバルーンをステージ袖から持ってきたりするパフォーマンスも。
双葉凛乃は「Zepp Nagoyaでライブをするのがアイドルになってからの目標で、みなさんが来てくれて感無量です」、茉井良菜は「加入してからの目標がダイアモンドホールとZepp Nagoyaで、不安や焦りもあったけど、こんなにたくさんの人が来てくれて嬉しいです。先輩の立ち位置になったので、自覚を持ってやっていくので、これからもよろしくお願いします」とそれぞれに感謝を述べた。西ひよりは「グループとしても私個人としてもZepp Nagoyaは目標だったけど、諦めている私もいて。でも、今年1月に卒業して、5月に復帰してから、まだまだやりたいことがあるんだなと気づかされました。学んだのは、人に頼るということです。手をさしのべてくれる人がこんなにいることに気づかされるワンマンライブになりました」と復帰以降の自身の変化を語った。谷麻由里は「Zepp Nagoyaの場所も知らなかったけど、この景色を見て、ファンの皆さんとメンバー、スタッフの皆さんにとここにいられて嬉しいです」と喜びを語った。
そして、唯一結成以来在籍し続けてきた二條満月は「初期メンとして加入したときからダイアモンドホールとZepp Nagoyaは目標でした。でも、Zepp Nagoyaは昨日まで埋まらないだろうなと思っていたから、今日は最初から泣きそうでした」と涙を流した。そして、「気づいてなかったけど、幸せだなと思います。これからまた新しい目標ができても、それをメンバーと達成して、幸せを紡いでいけたらいいなと思います。みんなのことを幸せにしたいのでこれからもついてきてください」と抱負を語った。
そして最後に「光彩⌘スターティングオーバー」を、メンバー全員が涙ながらに歌い上げた。
ファンの声に応えてのアンコールでは、新メンバーの高橋みお、日南遥を加えた7人体制の煌めき☆アンフォレントが新衣装で登場。ヒゲドライバー作詞作曲の新曲(タイトル未定)を初披露した。
高橋みおは、「こんなに大きなステージに立たせていただいて嬉しいです、これから盛り上げていくために力になりたいです」、日南遥は「こんなにたくさんのお客さんの前で初ステージをさせていただいて緊張してます。精一杯頑張るのでよろしくお願いします」と初ステージの感想を述べた。
そして、アンコール映像で2つの重大発表が行われた。
1つめは、煌めき☆アンフォレントのサード・シングル「光彩⌘スターティングオーバー/奇跡≒スターチューン」の発売。2019年4月9日(火)にVictoria Beatsと日本コロムビアによる新レーベルからリリースされる。アニメタイアップも決定しているとのこと。タイアップ決定にメンバーもファンも歓声を上げ、双葉凛乃は涙を流した。
2つめは、煌めき☆アンフォレントによるアジアツアーの開催。2019年3月17日(日)の大阪・梅田バナナホール、3月28日(木)の東京・渋谷TSUTAYA O-WEST、3月31日(日)の名古屋・今池ボトムラインを皮切りに、4月中旬には台湾、4月末には中国広州、5月中旬にタイ、さらに香港にも行く予定。詳細は追って発表される。
最後の最後の「=虹色=サンシャイン」の熱狂の中、「煌めき☆アンフォレント 3rdワンマンライブ -光彩~スターティングオーバー-」は幕を閉じた。
驚くほど情報量の多いワンマンライブを行った煌めき☆アンフォレント。2019年の活躍も楽しみにしよう。
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